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新型コロナウィルスの感染拡大防止に向けて研究活動/研究室でのリスク管理

新型コロナウィルスの感染拡大防止に向けて研究活動/研究室でのリスク管理


新型コロナウィルスの感染者数が急速に拡大する中、研究室/研究活動に対しても様々なリスクが懸念されます。学生を含む研究室の構成員が新型コロナウィルスに感染した場合あるいは濃厚接触者になった場合には、構成員の健康・安全の確保を最優先にした行動が必要です。また、研究室内における感染者/濃厚接触者の発生の有無によらず、事業所(大学)単位での閉鎖に至る可能性も高くなっています。こうした事象が発生した場合にも、研究活動への影響を最小限にするためには、研究室を含む各組織単位で予め対応を検討し、準備しておくことが重要です。

以下では、こうした万が一の事態の際に、研究室/研究活動に及びうる影響およびそれらに対する対策について事例等を紹介します。ここにあげる情報は常に変化し、個々の研究者/研究室で求められる対応はそれぞれ異なりますので、あくまでも一例に過ぎません。常に最新で正しい情報にもとづき、構成員と対策を話し合っておくことをお願いします。

1.研究室で感染者/濃厚接触者がでたら

研究室の構成員が感染/濃厚接触者となった場合、本学および工学研究科の方針に則り報告を行うとともに、対象者/研究室に対しては、行動履歴に関する調査や研究室への消毒作業のための立ち入り等が行われますが、安全が確認されるまでには研究が実施できないことがあります。以下に、対応が求めらえる事例を紹介します。

1-1.初期対応について
初期対応については、以下にまとめられています。
・「新型コロナウイルス感染拡大防止対応について」(工学研究科教職員向けサイトより)(https://www.t.kyoto-u.ac.jp/adm/bc/topics/all/bsoumu/h1a6hi-2

1-2.感染/濃厚接触者に対する調査について
構成員の研究室における活動履歴を適切に把握しておくことにより、保健所等による調査に対して迅速に対応できるほか、その後の研究活動再開の判断等にも役立ちます。どのような調査がなされるかは以下をご参照ください。
・「積極的疫学調査実施要領について(周知)」(厚生労働省)(2020年3月12日)(https://www.mhlw.go.jp/content/000607861.pdf

1-3.研究室等における消毒作業について
感染者/濃厚接触者が発生した場合、「消毒作業については、保健所及び危機対策本部の指示・指導のもと、専門業者に依頼することを基本とする。」とされています。「保健所が感染者の行動を確認し、現地調査などに基づき事業所と協議の上」で「消毒場所を決定すること」(以上、詳細は1-1参照)になりますが、様々な実験機器・装置、試薬やサンプル、動物等を取り扱う研究室においては、消毒の作業工程も含めて適切な判断を求められます。また消毒作業が不可能な場合には、懸念スペースの一定期間の閉鎖等が考えられます。

【参考】新型コロナウイルス感染症予防のための消毒方法についてPDF File(京都大学環境安全保健機構 健康管理部門)

2.研究室の閉鎖/活動の自粛について

感染者/濃厚接触者が発生した場合に加えて、今後さらに感染者数が拡大した場合には、大学および研究室の閉鎖、研究活動の自粛に至る可能性があります。そのような事態に備えて、構成員の健康・安全確保を第一に考えつつ、研究活動への影響をなるべく抑えるために、各研究室等内で事前に対策を話し合っておくことが重要です。また、大学の研究室での研究・勉学活動の禁止の措置を取らざるを得ない場合あるいは自主的にでもその措置を取る場合には、学生に単に大学への登校禁止を命じるのではなく、十分に学生とのコミュニケーションを図り、学生の精神ケアも含めた生活指導も視野に入れて、継続的な研究勉学の指導ができるようお願いします。

2-1.研究活動自粛/研究室閉鎖により影響を受ける可能性がある事項(例)

研究室の閉鎖(業者等の閉店等も含む)に伴う、
・学生を含む構成員の管理(在宅ワーク、補佐員・秘書等の労務管理等)
・実験機器・装置の管理(連続運転、液体窒素、ガスの補充等の定期メンテナンス、遠隔操作等に対する対応等)
・実験サンプル、生物・動物等の管理(完全に中断する際には、その処理等)
・PC・サーバーの管理(在宅ワークによる情報漏洩の懸念等)
・ゴミ(汚染が懸念されるものを含む)の管理
・試薬・サンプル等発注済みのものに対する対応(経理を含む)および納品遅れへの対応
・科研費やその他外部資金等にもとづく事業・プロジェクトの管理(実施できないもの等への対応)等

3.影響を最小限に抑えるための取組事例

ここでは、上記のような影響をできる限り回避するために、各研究室等における取り組み事例を順次紹介していきます。

・研究室における研究活動の自粛/中断に対する備え(MIT, Office of the Vice President for Research)(https://ras.mit.edu/about-research-administration-services/news-and-events/research-continuity-guidance-laboratories-and

※リンク先の情報等につきましては、発出元にお問い合わせください。

4.その他参考になる資料・リンク
 【 参考】「大学等における新型コロナウイルス感染症の拡大防止措置の実施に際して留意いただきたい事項
について(周知)PDF File(文部科学省、2020/4/17